オンライン研究会 報告① コロナ禍における柔道授業について
本会では、若手研究者の育成を目的とし、2020年12月から2021年3月までの4カ月間、web上で研究会(全5回)を開催してきました。本研究会は日本武道学会本部より助成を受けて開催されたものです。
第1回研究会の世話人・與儀幸朝先生からの報告を、以下に紹介させていただきます。
【第1回】
テーマ:コロナ禍における柔道授業について
開催日:2020年12月19日(土)13:00〜15:00
世話人:與儀幸朝氏(鹿児島大学)、小澤雄二氏(鹿屋体育大学)
発表者1:鮫島康太氏(筑波大学附属高等学校)高校生の「柔道」授業の様子
発表者2:鈴木貴士氏(金沢工業大学)コロナ禍での柔道授業について-石川県の状況-
発表者3:南谷直利氏(北陸大学)新型コロナウイルスの感染対策を考えた柔道衣・スポーツウェア用ウイルス除去&除菌液Jokeeeen(ジョキーン)
発表者4:山本浩二氏(関西福祉大学)中学校での授業の様子
参加人数:14名
1.研究会の目的
新型コロナウイルス拡大の影響で昨年度末から今年度初めにかけて全国の学校が休校になり、5月頃から段階的に再開となった。しかし、感染予防の観点からソーシャルディスタンス、マスクやフェイスシールドの着用、手指消毒などの対策が日常的に実施されるようになり体育授業を取り巻く状況が大きく変化した。各学校においては様々な感染予防策がとられ、そのなかで体育授業が実施されているが、多くの学校で秋から冬にかけて実施される柔道授業がどうのように形(学習内容・学習指導等)で実施されるのかについて研究者間でそれぞれの地域の実情を報告し合い、コロナ禍における柔道授業の在り方について意見を交流させることを目的とする。
2.研究会の形式
実施方法:zoomを使用したオンライン形式
開催日時:令和2年12月19日(土) 13時から15時
参加者:山崎先生(甲南大学)、射手矢先生(早稲田大学)、小澤先生(鹿屋体育大学)、高橋先生(大東文化大学)、南谷先生(北陸大学)、松田先生(大阪体育大学)、久保田先生(東京学芸大学)、松井先生(帝京科学大学)、山本先生(関西福祉大学)、鈴木先生(金沢工業大学)、鮫島先生(筑波大学附属高校)、永木先生(法政大学)、横山先生(摂南大学)、與儀先生(鹿児島大学) 計14名
3.研究会の内容
1)研究発表
発表者1鮫島康太 先生(筑波大学附属高等学校)高校生の「柔道」授業の様子
発表者2鈴木貴士 先生(金沢工業大学)コロナ禍での柔道授業について-石川県の状況-
発表者3南谷先生(北陸大学)新型コロナウイルスの感染対策を考えた柔道衣・スポーツウェア用ウイルス除去&除菌液 Jokeeeen(ジョキーン)
発表者4山本浩二 先生(関西福祉大学)中学校での授業の様子
2)意見交流
コロナ禍における柔道授業の在り方について、上記4名の先生方に発表してもらった。発表後は参加者間でそれぞれの地域の実情や指導面で工夫している取り組み等を紹介し合って、意見を交流させることができた。
以上